アートをめぐる旅

パリ・ワシントンDCで暮らした共働きの転勤族が、歴史・文化・芸術をめぐる旅をしています。

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【西国三十三所めぐり】 33年に一度の御開扉 石山寺  

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寺の名の由来となった境内にそそり立つ天然記念物 硅灰石(けいかいせき)

琵琶湖の南端から流れでる瀬田川に沿うように走る京阪石山坂本線 石山寺駅から徒歩10分、西国三十三所観音霊場 石山寺に行ってきました。聖武天皇の勅願によって開かれた由緒あるこの寺で、33年に一度の秘仏の御開扉が行われています。

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平安後期につくられた丈六の御本尊は日本で唯一の勅封秘仏。勅封とは正倉院宝庫と同じく天皇の命令で封印されること。丈六とは、釈迦の身長と同じ1丈6尺(約4.85メートル)の高さの仏像を指します。仏教で頻出の33という数字は、観音さまが帝釈天や夜叉や子供に化けてあまねく人々を救う化身の数なんだそうです。

硅灰石(けいかいせき)の上に安置された二臂の半跏像は、美しいというより頼りにしたくなるような面構えで、大きな指に結んだ結縁(けちえん)の五色線を両手でしっかりと握ってまいりました。

2002年に観音さまの胎内から見つかった4体の小型仏像も必見。飛鳥~白鳳~天平時代につくられた仏さまの親しげな笑みにはこちらの頬も思わずゆるんでしまうほど。飛鳥大仏を彷彿とさせる大陸風の姿に仏教の源流を再認識させられました。

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平安中期には紫式部がこの寺で「源氏物語」の着想を得たことで知られる石山寺。清少納言や和泉式部の作品にも登場する文学の香り高い場所でもあります。広い境内には四季折々の植物が豊かに茂り、終わりかけの紅葉から目を転ずると、ピンク色のサザンカや真っ赤なサンザシが鮮やかに晩秋の風景を彩っていました。

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ライトアップは2016年11月27日(日)まで!

♬ 御詠歌
後の世を 願うこころはかろくとも ほとけの誓い おもき石山



◆ 西国三十三所めぐり ◆
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