アートをめぐる旅

パリ・ワシントンDCで暮らした共働きの転勤族が、歴史・文化・芸術・自然をめぐる旅をしています。

まるで絵本の世界!コルマールのクリスマス・マーケット  

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アルザス地方のストラスブールから、鉄道で南下すること30分。絵本のようなクリスマスマーケットで有名なコルマール(Colmar)へ。アルザスワイン街道に沿うように走りながら、乗り合わせた地元の青年と言葉を交わし、途中にはヴォージュ山脈の頂きに建つオー・ケニグスブール城の威容を眺めるローカル線の旅です。

Gare de Colmar
コルマール駅とTER(ローカル線)。広々きれいな2等車でした^^

パリからコルマールへは直通のTGVが乗り入れていますが(所要時間2時間50分)、ストラスブールとセットで訪れるのがおススメ。ストラスブールから1時間に1本の割合で出ているTER(ローカル線)で2つ目の駅がコルマールです。片道運賃12.3€。私たちが乗車したのは、スイスのバーゼル(Bâle/Basel)行きの電車でした。駅から町の中心までは徒歩15分ほど。バスも出ているようですが、旧市街は小さいので、のんびり歩いても1日あればお釣りがきます。この町のもうひとつのお宝、ウンターリンデン美術館所蔵のイーゼンハイム祭壇画についてはまた別の記事で。

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旧税関広場(Place de l'Ancienne Douane)

15世紀後半までに交易の町として栄えたコルマールには、木骨造りの家だけでなく裕福な商人の邸宅が数多く残されています。ストラスブールと同様、ドイツとフランスの領地争いに翻弄されながらも、幸運なことに戦火を免れた町は、いまなお昔ながらの童話の世界の雰囲気をたたえ、訪れた人々を夢の国へ誘います。

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右 : 帽子製造で財を成したプフィスタの家(Maison Pfister 1537年)
左上 : 雪のような衣装をまとった音楽隊
左下 : 1480年建造の旧税関

クリスマスマーケット期間中の土日は、旧市街への車両の乗り入れが禁止されているため、うれしい歩行者天国に。フランスで路上駐車の車の列を見ないなんてほんとうに珍しい^^代替交通機関として、シャトルも無料で運行されているようで、この試みからも町の本気度が伝わってきます。

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右下 : 歩きながら食べられるミニクグロフ
左上 : 贈答用のクグロフの型とアルザスプリントの布製品

小さな町の5か所で開かれるマルシェは、ストラスブールよりもさらにアルザス色が濃厚で、パリのクリスマスマーケットでは見たことのないお店もたくさんありました。地元アーティストの作品や、テキスタイル職人による工芸品、いろいろな種類のクグロフ(レモン・ココナッツ・栗etc.)やクグロフの型、木骨造りの家のミニチュアなど。どれもこれもがあたたかい光に包まれて、Magie de Noël(クリスマスの魔法) にすっかりやられてしまった夜。心まで透きとおってゆきそうなアルザスのクリスマスでした。

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アルザスが誇るスパークリングワイン、クレマン・ダルザス

周りの方々の飲みっぷりに、この辺りはワイン・ツーリズムのメッカであることを再認識。アペリティフを聞かれてカモミールを頼む人なんて私くらいですよね・・^^

Colmar La Magie de Noël en Alsace
開催期間:2014年11月21日(金)~12月31日(水)

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