アートをめぐる旅

パリ・ワシントンDCで暮らした共働きの転勤族が、歴史・文化・芸術・自然をめぐる旅をしています。

益々開運!北野天満宮で梅まみれ~  

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2月11日(建国記念日)の開花の様子

ご無沙汰しているうちに、すっかり梅も満開の季節になりました!
京都駅からバスで約30分、学問の神様菅原道真公を祀る北野天満宮へ。50種1500本の梅園で知られる関西の梅の名所でもあります。

私が育った町にも天満宮があり、お正月には毎年欠かさず初詣をしていたのでどこか親しみを感じる天神さま。全国約1万2千社ある天満宮、天神社の総本社がこの北野天満宮なのだそうです。

訪れたのは2週間前の祝日だったので、咲いたばかりの梅の花がきらきらと輝いて、力づよい春の息吹を全身でいただくことができました。長五郎餅も美味しかった~^^


東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春を忘るな
菅原道真


訳:東風が吹いたなら、(流罪で)大宰府にいる私に梅の香りを届けておくれ。主人がいなくなっても咲く春を忘れてくれるな。(拾遺和歌集より)




北野天満宮
京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所

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琵琶湖ウォーキングと滋賀県立近代美術館 “ビアズリーと日本”  

Lake Biwa001

まだまだ寒い日が続きますが、それでもずいぶん日がのびて、春はもうすぐそこまで来ていることを実感します。待ちわびた青空の週末は滋賀へ。関西に住んだらやりたかったことのひとつ、琵琶湖畔ウォーキングをしてきました。

きりりと澄んだ空気のなか、青い海のような琵琶湖を眺めながら歩く贅沢。この大津市なぎさ公園は湖に沿って約5kmにわたって遊歩道が整備され人々の憩いの場になっています。たった5km歩いただけで寿命が延びた気がするほどいい気持ち!

ウォーキングの後は、レイクビューが楽しめる“なぎさのテラス”にて有機野菜のランチを。素晴らしいロケーション+オーガニックカフェなのに価格もお手頃で混雑もなくとっても快適。最近流行りの地方移住のメリットは、お金では買えないこんなプレシャスなゆとりにあるんですね~^^

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午後はJR瀬田駅からバスに乗って滋賀県立近代美術館へ。ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館から来日中のオーブリー・ビアズリー(1872-1898)のモノクロの世界を堪能してきました。

イギリス生まれのイラストレーター・画家ビアズリーといえば、オスカー・ワイルド著『サロメ』の挿画が忘れられません。新約聖書に登場する洗礼者ヨハネ(ヨカナーン)の首を所望したガリラヤ領主ヘロデ王の義娘サロメ。生首を掴むサロメの図像は多くの画家によって描かれてきたけれど、これほど軽やかで怪しいサロメは異質。一躍ビアズリー旋風が吹き荒れたのも想像に難くありません。

企画展では、19世紀末にヨーロッパで興ったジャポニスムにビアズリーも影響を受けていたことが示され、浮世絵や型紙も展示されていました。日本では文芸誌『白樺』がビアズリーを紹介し、こぞってビアズリー風を描いた日本人画家の作品も多数見ることができます。ビアズリーの絵がどこかこの世ならぬ雰囲気を湛えているのは、若くして患った結核と無関係ではないのでしょう。天才画家の25年の生涯はフランスのマントンで幕を閉じました。

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アレクサンダー・カルダー “フラミンゴ”



滋賀県立近代美術館
滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1

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