アートをめぐる旅

パリ・ワシントンDCで暮らした共働きの転勤族が、歴史・文化・芸術・自然をめぐる旅をしています。

洋上で優雅なひととき ~豪華客船 飛鳥Ⅱ / 横浜  

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独身の頃から、二等船室雑魚寝の旅^^で、石垣島や与那国島へとひとり旅をしてきた私が、どうしたわけかお誘いをいただいて、豪華客船 飛鳥Ⅱに乗船してきました。

こちら、日本船籍の客船では最大とのこと。約50,000トンという大きさが一体どれほどのものなのかといいますと、ちょっとした街が移動しているイメージでしょうか・・ ちなみに、かのタイタニック号は約46,000トン。しかし、よくこれだけの巨体が洋上で平衡を保って浮いていられるものです。

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見学時間は1時間程度でしたが、私たち以外にもたくさんの方々が説明を受けていました。こういう催しをきっかけにクルーズデビューされる方も多いのでしょう。基本、三半規管弱めの私が大枚はたいてクルーズって、多分無理だろうなぁ・・・

船内は、ジム、スパ、プール、テニスコート、卓球場、シアター、ダンスホール、クラブ、図書館、麻雀サロン、囲碁・将棋のできる和室、カジノ風ゲーム台、カフェ、バーetc..レストランに至っては軽食系からお寿司、シックなダイニングまで選り取りみどり。まさに、エンタメと癒しと美食がぎっしり詰まった、それはそれは濃厚な空間でした。

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こちらは、ロイヤルスイート(88.2㎡)の寝室。バルコニーで食事ができ、広々バスルームからは大海原が見渡せます。なぜかリビングルームだけ、昭和バブルの香りがほんのりと^^この部屋に泊まって世界一周すると(105日間)おひとり様、25,500,000円也・・

束の間、別世界を体験できた大人の社会科見学でした。
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レオナール・フジタ 私のパリ、私のアトリエ / ポーラ美術館  

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2011年最後の美術館めぐりは、箱根 “ポーラ美術館”。
半年後、日本を離れる私たちのために、義両親が企画してくれた年越し旅行。3家族合同の賑やかな珍道中はなかなかに新鮮で楽しいものでした。

メインイベントはやはり、大晦日のアート鑑賞。
エントランスの門松に迎えられて、パリで暮らした画家・藤田嗣治の世界に浸りました。これまで謎とされてきたフジタの「乳白色」の秘密も解き明かされて、画家の表現への飽くなき挑戦と柔らかい発想力に芸術家の神髄を見た気がします。自分だけの「絵具」を創造する試行錯誤の過程は、知的な楽しさに満ちた時間だったと、素人の私にも伝わってくる展示でした。

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藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)

この展覧会のために、会期前から読んでいた「藤田嗣治 異邦人の生涯」。
日仏二つの国の間で揺れ動く気持ちと、戦争に翻弄された後半生にやりきれない思いを感じます。けれど、フジタの珠玉の作品は、芸術の国フランスにも日本にも永遠にのこり続ける。最後は芸術に愛された画家であったことに救われた気分で本を閉じることができました。

ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285

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